VB6・VBA関数メモ:CInt関数
CInt関数についてメモしておきます。
文字列の数値等をInteger型に変換する際などに使用します。
小数を指定したときの、小数以下は丸め方が少し特殊なので注意です。
四捨五入や切り上げ、切り捨てではありません。
文字列の数値等をInteger型に変換する際などに使用します。
小数を指定したときの、小数以下は丸め方が少し特殊なので注意です。
四捨五入や切り上げ、切り捨てではありません。
概要
CInt(Expression) As Integer | |||
---|---|---|---|
機能 | 指定値をInteger型に変換 | ||
引数 | Expression | データ型を変換する値 | Variant型 |
戻り値 | 変換した値 | Integer型 |
使用例
説明 | 記述例 | 出力 |
---|---|---|
文字列をInteger型に変換 | CInt("123") | 123 |
動作検証
説明 | 記述例 | 出力 |
---|---|---|
指数表記の数値の文字列も変換可能 | CInt("1E2") | 100 |
他の数値型からの変換も可能 |
Dim val As Long val = 123 Debug.Print CInt(val) |
123 |
小数を指定した場合、最も近い整数に丸める | CInt(12.51) | 13 |
小数を指定した場合、最も近い整数に丸める | CInt(12.49) | 12 |
小数以下が0.5の場合、最も近い偶数に丸める | CInt(11.5) | 12 |
小数以下が0.5の場合、最も近い偶数に丸める | CInt(12.5) | 12 |
16進数の文字列も変換できる | CInt("&HFF") | 255 |
Integer型(-32,768〜32,767)なので 範囲外の値を指定するとエラーとなる |
CInt("-32769") | エラー |
Integer型(-32,768〜32,767)なので 範囲外の値を指定するとエラーとなる |
CInt("32768") | エラー |
- 2011.10.21 Friday
- VB・VBA
- 23:01
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